いわき民報
いわきみんぽう
2014年印刷
通常版
いわき民報より2014(平成26)年に頂いた資料によると、題字カラーは、福島県いわき市の自然や、空に向かってぐんぐん伸びる若い竹の勢いを表現しているそうです。
縦長から横長へ
1946(昭和21)年の創刊より50年余り、縦長の題字で親しまれてきましたが、1999(平成11)年の電子編集組版システム導入を機に、横長の題字へと変更したそうです。
新聞名が平仮名な理由
岩城地方は古くから磐城の国や石城郡、常磐地方と呼ばれ、そのため、いわき民報の創刊時にも新聞名の候補として「磐城」「石城」「常磐」が挙がったそうですが、将来の地域の発展を予測して特定の地域名に限定する新聞名は避けたいと考え、平仮名の「いわき」を採用、「いわき新聞」としたとのことです。
予測は当たり、20年後の1966年に市町村の大きな合併があり、石城地方は広域都市「いわき市」に。市の名前に奇しくもいわき民報と同じく平仮名が採用されたため、いわき民報の先見性に称嘆の声が多く寄せられたそうです。